デトロイトの整備 その7 「始動抵抗機見直しと電装系2」

前回は始動抵抗機のつけ直しと電装系の一部確認などを行いました。
そろそろ電装系を終わらせて駆動系に行きたい…!

シャシと抵抗機間の絶縁計測

前回、絶縁がしっかりと取れるよう、始動抵抗機をつけ直したところですが、絶縁というのはしっかりと計測して確認しなければならないので、絶縁計測器を用いて250[V]の電圧を加えて行きます。

一般的なテスターだと、電圧がたらず不十分な絶縁でも解放していると見えてしまうことがあるためここは専用機を使ってしっかり計測していきます。

回路, メーター が含まれている画像

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{絶縁計測器とテスター}


接触している端子部分と、黒い鉄のシャーシ部分との絶縁を一般的なテスターで計測してみます。

結果は、オーバーレンジ、つまり絶縁が取れているという表示になります。

{テスターでの絶縁計測}


では次に、絶縁計測器で試してみます。

すると500[MΩ]との表示が出ました。やはり先程のテスターでは電圧不足で抵抗値が出ませんでしたが、こちらではでました。

調べたところによると、300[MΩ]以上の絶縁が取れている場合には安全と言われることが多く、今回は其れを基準とするため安全と言えると思います。

{絶縁抵抗計測中}

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

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{絶縁計測器の表示}


ヘッドライト端子の応急処置

以前mヘッドライトのケーブル端子をリケーブルするタイミングで平型端子に換装しました。しかし現段階で平型端子が手に入りにくかったため、応急処置的に平型端子を自作することにしました。

ナットで締めるタイプの圧着端子を切断し、角を除去した後、四角く研磨しました。取り敢えずは掛かる電圧も多く見積もって6[V]程度ですし大丈夫かなと。

飛行機の模型

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{圧着端子切断}


{研磨した後の自作平型端子}


電装系全導通試験

前回行った導通試験において、動作が不安定であった理由の一つにスイッチからヒューズまでの敗戦を再点検しました。

そこでヘッドライトのスイッチが接点不良を起こしていることが判明し、ヘッドライトとポジショニングライトを同じボタンで制御することにしました。

しかしこのやり方では電流が3[A]となってしまい、安定化電源の許容電流を超えてしまうので本物のバッテリーでやってみます。

犬, 火 が含まれている画像

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{オプティマ6[V]x2≒12[V]}


結果として、大成功しました!!ついに!!電装系の完成に近いです!

ホーンを含めたすべての電装系の動作を確認できました!!

残る課題としては、ブレーキランプのみです…

やはりブレーキペダルを一回踏むと戻らなくなってしまうので、代替案をより現実味を踏まえて考えていく必要が出てきました。

{ポジショニングとヘッドライト点灯}
{ブレーキランプとSLOランプの点灯}

{ルームランプの点灯}


電装系の安全装置

今回使用する電装系は、12[V]とはいえ、安全装置を取り付けることとしました。この安全装置はバッテリーキルスイッチといい、主に船舶や大型車両に取り付けられることが多いそうです。

ライトなどをつけていないときに流れる微弱電流すらも完全にカットする装置で、メンテナンス時に意図しない通電や短絡を極力なくしてくれるすぐれものです。

以下画像を見るとわかりやすいですが、ON、OFF、REMOVEとあり、わかりやすく使いやすいです。
REMOVEはこの取っ手自体を取り外すことができ、赤い取っ手がない状態では回転しませんので絶対にONにはなりませんというもの。

いわゆる、昔の電車についていたブレーキハンドル自体が鍵になってる的なアレです。

{キルスイッチ回路組み込み}

{回路キルスイッチ本体}


総括

今回は駆動系の先駆けとして始動抵抗機とシャーシとの絶縁を図ることが出来ました。次回から…!ついに…!駆動系を見ていきます!!

又電装系の全てにおいて動作を確認できました!電装系はレストアほぼ完了としてよいでしょう!

そして電装系には安全装置を取り付けることが出来ました。

次回からは、いよいよモーターなどを見ていきたいと思います!楽しみです!!


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