【第6回】N型フォードの状態確認 その4
前回に引き続き1906年製のN型フォードの車両状態を確認します。
今回は、ペダル部の床板を外し、ミッションの確認をします。
劣化したフロアマットを剥がすと、木製の板がネジ留めされていて、取り外すとミッションの中身がすぐに見える仕組みとなっていました。N型フォードについて調べるとミッションは上下ともにむき出しになっており、ミッションの潤滑油も下部へ流れてしまうようです。
機構は、回転するドラムにバンドを押し付けて、1速、後退、ブレーキをかける仕組みになっていました。左のリバースペダルを踏み込むとバンドが動作するのを確認、右のレバーについても、後方に引くとバンドが動き1速に切り替わるも確認できました。
しかし、故障している真ん中のペダルのブレーキはバンドを固定するナットが外れていました。そのため、そのまま引き抜くことができる状態でした。また、固定用のナットも紛失しており、今後は真鍮製の同サイズのナットの準備と清掃とバンドへのペダルの固定と動作確認を行います。その他、ミッションの軸部に油っけがなかったため、グリスキャップを外したところ、グリスが固形化しており、清掃とグリスの交換を行い、作業を終了しました。
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