【第3回】N型フォードの状態確認 その1

 11月から先行して約120年前の1906年製のN型フォードの状態確認を開始しました。



外観はまるで馬車の様です。そう、この時代の乗り物の主流は馬車でした。
(下の写真:1900年ごろのニューヨーク)
その頃各社で開発されたのが自動車という乗り物です。

馬車の名残で、シャーシは金属製ですが、ボディ・タイヤのホイールは木製。ライトもオイルランプと時代を感じます。クラクションもプッシュホーンと様々なところに真鍮パーツが多用されています。
木製のボディーの塗装は、細かな亀裂や塗装剥げが発生してボロボロな状況で加湿・乾燥を繰り返していたと想定されます。
真鍮パーツはかなりのサビが発生しています。今後は展示に向けて磨き作業を行う予定です。

座席はチェスターフィールド調のレザーソファーがついており、高級感があります。
しかし、120年の年月が経っているため、レザーが劣化しパリパリな状態です。
こちらについては、似鳥文化財団と相談し、保存と修繕について検討が必要です。


大まかな、外観については以上のとおりです。今後は、エンジンルームや操縦席や駆動系について状態を確認していく予定です。では、今後もお楽しみに。

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