A型フォードの整備開始 その7「エンジンスターターの整備」

今回は、エンジンスターターの動作確認を行いました。
A型フォードでは、エンジンスターターはバッテリーに直接つながっており、イグニッションキーの操作とは別に、足元にある銀色のフッドボタンを踏むことで作動します。


■A型フォードのスターターモーターの特徴
A型フォードのスターターモーターは、直流直巻モーター(6V仕様)方式を採用しており、始動時に大電流を流すことで強力なトルクを発生させるタイプで、エンジンの圧縮を容易に 乗り越えます。その構造と仕組みには、現代車とは異なるシンプルかつ堅牢な特徴があります。

■故障の原因は?
6Vバッテリーを繋げ、始動確認を行ったところ、煙が発生。テスターで導通をチェックしたところ、ショートしていることがわかりました。原因は、スターター本体とブラシ固定具の間に挟まれていた絶縁体が割れており、そこからショートが起きて焼けていた状態でした。


幸い、もう一台のA型フォードから取り外したスターターを使用できることを確認できたため、作業中の車両に取り付けて動作確認を行いました。一方、ショートしていたスターター部品については、絶縁板とアルミリベットを発注し、今後修繕を進める予定です。

次回は、エンジンの始動に向けた整備をさらに進めていきます。それでは次回をお楽しみに。



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