デトロイトの整備 その3 「ブレーキランプ回路の確認」

以前、ヒューズボードの交換を実施した。今回は、ブレーキランプの回路確認と、車内にあるスイッチの回路を確認していきます。

ブレーキランプ回路
ブレーキランプ周辺の回路は大変劣化が激しく、抵抗値も高めであったことからリケーブルする方針を固めました。
そこでブレーキランプ関係のケーブルを追っていると、バネスイッチらしきものを発見しました。このバネスイッチはどうやらピンを一定方向へ引っ張ると通電する仕組みのようで、当時はブレーキシャフトの何処かと固定することで、ブレーキを踏んだときに動作するようにしていたように考えられます。写真下の簡易的な図を見るとわかりやすいでしょう。
     

このスイッチをうまく使えば、ブレーキ踏んだときのみランプが点灯する仕組みを作れるため取り敢えずスイッチは残したままリケーブルを実施しました。

無事リケーブルは成功し、バネを引っ張った状態にのみ点灯するランプが完成しました!

ただ、今後このスイッチをうまく使えるかどうかは不明なので新しいスイッチを検討する必要が出てくるかも知れません…

{バネを引っ張ったときに点灯したランプ}


車内スイッチとヒューズ

車内にあるスイッチとヒューズの関係も一通り調べました。

驚くことに、スイッチは引くとON、押し込むとOFFになるというあまり視ない構造で、4番目のスイッチと5番目のスイッチは接点こそ違うものの、同じユニットで構成されているなど無ぞ多きスイッチでした…

   
  {車内にある電装関連スイッチ}        {スイッチの内部ユニット}


私たちは今後整備することも考え、一応スイッチには番号を振って管理し、一つ一つどの電装関連に接続されているかを明らかにしました。

またヒューズに関しても古い管ヒューズから平型ヒューズに換装したタイミングで番号と今後整備で使用する図を整理しました。
しかし現時点で分かっている情報のみで構成された回路なので大部分が憶測ですが一旦回路として書き起こしたものであることに留意したいですね…


先ほど説明していたブレーキランプとの関係を以上の回路図をもとに考えてみます。今回のランプ点灯にはバッテリではなく安定化電源を使っていることを考慮し、ヒューズボックスに関しても新しいものに換装されていることも考えながら…
いかのようになりました。

そしてヒューズとランプなどの間、車内スイッチも現時点でテスタを当たって分かった情報をもとに整理してみます



スイッチ4番は端子が備わっているものの、ON、OFF下時物理的な感触が無かったこと、テスタで当たってみても反応が無かったことから故障かと見積もられますね。


総括

今回の作業で得られた結果はブレーキランプへ伸びるケーブルを交換出来たこと、ブレーキランプの通電を確認できたこと、現時点での情報である程度回路を予想できたこと。この辺りですかね…

まだまだ問題は山積みですが、いつかこの車が走ることを夢見て頑張って作業していきたいです。


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