【第11回】N型フォードの整備開始 その4
今回は前回に引き続き、燃料系統の整備を進めていきます。
取り外したキャブレターの清掃、燃料コックの清掃、燃料タンクの清掃を終え、N型フォードに組み込みします。
取り外したキャブレターの清掃、燃料コックの清掃、燃料タンクの清掃を終え、N型フォードに組み込みします。
燃料ラインは、接続部の当時のOリングが劣化していたため、新しく銅パイプを加工し取り付けました。また、燃料タンクに取り付けられた燃料コックの代わりとなる新たな燃料コックをエンジンルーム内のキャブレター付近に仮説したことで、操作性も向上しました。
燃料系統を組み終わり、実際にガソリン(レギュラー)を入れ、漏れ等の確認作業も合わせて行いました。
さて、「ガソリンはレギュラーでいいのか?」「無鉛ガソリンで大丈夫?」と思うの方もいると思います。
■オクタン価について
100年前の自動車は現在の車よりエンジンの圧縮率が非常に低く、ノッキング(エンジン内で異常燃焼が起こる現象不完全)が起こりにくかったため、オクタン価を高める必要性はありません。また、現在のレギュラーガゾリンはJIS規格で89以上のため、十分高オクタン価のガソリンとなります。
■有鉛ガソリンについて
本車両は有鉛ガソリンが登場する前の車両のため、添加剤などは不要となります。
有鉛ガソリンが登場したのは、1921年にGMがテトラエチル鉛を添加すると、ノッキングが起きにくいことを発見し、第二次世界大戦中に全世界で利用されましたが、1960年代に鉛中毒など環境問題となり、日本では1987年に完全無鉛化となりました。
さて、本日はここまで。次回は点火系統について整備を進めていきます。
では、次回の配信をお楽しみに。
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